本日の全体の流れ:
本日は、前半はKennedy先生によって持続可能な開発について考える際のValue-focused thinkingについて講義がありました。タイトルは、Features of Value-Focused Thinking & Infrastructure Developmentでした。特にインフラ整備において具体的にどのようにプロジェクトを発案し決定するのかという点が焦点でした。後半は、東京のプロジェクトについてグループワークをしました。
Month: June 2017
[blog] 複数の基準がある状況での意思決定について
本日の流れ:
本日の前半は、Kennedy先生のご講義でした。様々な判断基準と重要度がある中で、いかに最良の意思決定をするのかについて具体的な方法を学ぶ講義でした。後半は大垣を対象としたプロジェクトについてのグループワークでした。
[blog] 開催報告:国際協力機構(JICA) 久保倉 健 氏のご講演
6月15日は、JICAからお越しの久保倉 健さんのご講演がありました。内容は大きく分けて、JICA事業の概要、SDGsの特徴、日本政府とJICAのSDGsへの取り組み、及びボリビアのケーススタディでした。JODAとJICA事業の概要と現状についての説明の後、SDGsの特徴についてお話しがありました。SDGsが目指すものとして”No one will be left behind”というスローガンがあります。この誰も取り残さないという高い目標は、それぞれのゴールとターゲットが相互に関連しあっていることをSDGsが強調することからも示されています。全てのゴールとターゲットが関連しあうという視点によって、複雑に関係しあう網の目によって誰も取り残さないことを目指していることが窺われます。SDGsの野心的なターゲットを達成するためには、さらなるイノベーションとパートナーシップの強化が重要視されているというお話しもありました。
[blog] 開催報告:国際協力機構(JICA) 原 昌平 氏のご講演
6月14日は、JICAからゲストレクチャーとしてご来校した原 昌平さんのご講演がありました。講演の内容は大きく分けて二つ、国際的な開発協力の潮流と原さんが実際に勤務されていたイラクにおけるJICAの活動についてでした。
日本の国際協力の歴史について概観した後、国際社会における開発協力の潮流についてお話しくださいました、基本的に、開発途上国への資金フローとしてODAは引き続き重要ではあるものの金額・規模の観点では既に他の資金フローに劣後していて、現在では民間資金その他の形態のフローが増加しているとのご報告でした。その他にも、DACメンバーではない新興ドナー国(例えば中国、サウジアラビア、トルコなど)が可視化してきているという現状が示されました。近年の新しい傾向として、米国や一部のヨーロッパ諸国で見られる自国中心主義、技術革新によるボーダーレス化、途上国・新興国の国によるインフラ整備への莫大な需要などが挙げられ、国際開発協力の在り方も情勢の変化に合わせて変わってゆく必要性が指摘されました。
[blog] 持続可能な開発の考察と分析
2017年6月19日(月曜日)
本日の流れ:
本日の前半はProf. Amekudzki-Kennedy によるレクチャーでした。タイトルは、
“Sustainable Development Footprint Thinking & Analysis- A Portfolio Capital Asset Management Framework”です。後半は東京を対象としたプロジェクトのグループワークでした。
[News] New researcher joined us!
Ms. Chihiro WADA joined our JSPSD team from June. welcome! 自己紹介―はじめまして。JSPSDに研究員として参加させていただきます、和田千寛です。修士論文は「日本における男性の美容と男性性の関係性」がテーマでした。専門分野は、ジェンダー・セクシュアリティ研究、クィア理論、男性・男性性研究、文化人類学です。その他にも、映画、文学、美術、ノルウェーとチェコの言語と文化などに興味があります。「持続可能な開発」について、このプログラムを通して学んでいきたいと思います。よろしくお願い致します。
[blog] 大垣プロジェクト グループワーク
6月15日(木曜日)本日の要旨
本日の全体の流れ:
本日は、前半ではグループワークを行い、生徒たちが大垣を対象としたプロジェクトに取り組みました。後半では、JICA職員の久保倉 健さんがJICA、ODA、SDGsへ向けた日本の姿勢の概要と特徴をご説明になり、最後にボリビアでのJICAの働きが報告されました。