2018/6/5 – 6/7
ホステルで朝食を済ませ、GTの教授(Watkins教授、Woodall教授)と共に、京都鉄道博物館を訪ねました。
写真 京都鉄道博物館にて
博物館は、駅から離れており、京都駅から梅小路公園を通り、歩いて約20分の場所にあります。この日は小学生の団体も見受けられました。博物館は、鉄道の黎明期から現代までの歴史、鉄道の仕組みや特徴を、実物や模型と共に紹介していました。実際に、鉄道を見て、乗ることもできるだけでなく、歴史についても詳しく説明があり、興味深いものでした。説明書きが日本語のみの物が多かった点が、残念な点でした。それでも、学生たちは、様々な視点から、日本文化と鉄道の関係、その歴史について、学べる良い機会になったようです。鉄道システムを専門とするWatkins先生も、英語の説明は少なかったことには残念がっていましたが、「私でも興味が持てる展示が多いだけでなく、それでいて、小学生にも分かるように、そして楽しめるように工夫がされていて感心した。このような博物館はアメリカにはない。博物館に来れて良かった。とても楽しめた」と、おっしゃっていました。
午後は、個々、初めての京都を楽しめたようでした。嵐山の竹林に金閣、または伏見稲荷大社に清水寺など、それぞれ、個々グループに分かれ行動しました。どのグループも、たくさん歩いた!と達成感ある一日になったようです。
この日の夕方、東工大生が京都に到着しました。
翌日は、課題の為に割り当てられたグループで、GT生、東工大生共に、回った班もあったようです。講義のスライドにも出てきた枯山水(龍安寺)を実際に見た班、伏見稲荷大社を訪ねた班、バスを使っての移動に不自由さを感じた班、など学生それぞれの経験が出来た一日となりました。今日は一日中、雨でしたが、どの学生もこの限られた京都での時間を有意義に使おうと、積極的にお寺や神社を回っていました。サステイナビリティと文化について感じた点、GT生、東工大生、が共に行動することで、気付いた文化の違い(感じ方、捉え方、表現の仕方など)を共有する機会になったのではと思います。
写真 東工大生GT生共に、伏見稲荷大社にて
京都での最終日、私は、GT生3人と、妙心寺と仁和寺、そして龍安寺の3つを回りました。その一人は、御朱印帳を持っており(広島の厳島神社で購入したもので、厳島神社の鳥居が表紙の大変、オシャレなものです)、御朱印を書いてもらっている姿や今まで彼女が集めてきた御朱印を見ることが出来たのは、とても新鮮でした。