Welcome to STADHI

The future of innovation is hybrid

Science & Technology + Art & Design Hybrid Innovation


STADHI is the successor programme of Creative Flow – STADHIはCreative Flowの後継プログラムです

STADHI is a transdisciplinary research group based at the Tokyo Institute of Technology (Tokyo Tech), Japan, in close collaboration with Central Saint Martins, University of the Arts London, UK. Activities are primarily funded by the World Research Hub Initiative (WRHI), an innovation platform at Tokyo Tech.

The strategy of accepting uncertainty and noise, rethinking the situation, asking new questions and transforming them into energy is the forte of art thinking, and cannot be realized by conventional science and technology alone.

Our research group is creating a new framework to challenge thinking frames, perspectives, and theories currently adopted by researchers. We publish academic publications on specialist transdisciplinary subjects and on the “hybrid” research methodologies employed. We create original artwork and multimedia material from the fusion of art and design with science and technology, and we disseminate processes and findings through events and weekly blog posts.

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2022 未来を創る“Hybrid Innovation” セッション4

2022年11月29日、日本の産業界を対象としたハイブリッド・イノベーション・プログラムの第4回セッションが野原ラボで開催されました。HIクリエイティブ・ディレクターのジョルジオ・サラニ博士(東京工業大学)が、イノベーションの実践におけるアート思考についての講義を行い、グループワークに焦点を当てた3回のHIプラクティスセッションの最初のセッションをスタートしました。スタッフチームには、内容を日本語に翻訳したHIディレクターの野原佳代子教授と、ディスカッションのファシリテーターを務めたアシスタント・ディレクターの鹿又亘平氏が含まれています。 セッションの前半は、前回のセッションで挙げられた、より深く掘り下げるべき2つの重要なポイントに関する会話で占められました。アート思考とは何を意味するのか、アート・シンキングとは何を意味するのか、そして、アート・シンキングのどのようなテクニックや概念が、ビジネスの文脈においては有益なのか。ジョルジオ・サラニ博士による英語での講演は、西洋美術史の例を用いて、芸術と科学、またその他の実践の間の、根本的な違いを探るものでした。例えば、アーティストであるクリストとジャン・クロードのインスタレーションが紹介され、同じ構造物を制作し厳格な設計方法論に従って作品を実現する場合でも、美術家・デザイナー・エンジニアが目指すものが大きく異なることが指摘されました。同様に、西洋の著名な芸術家の作品から着想を得て、合理的・論理的・さらには非論理的な思考が、複数の分野で区別されていることが指摘されました。その他、芸術と科学において曖昧さが果たす役割の対比や、「センス・メイキング」と「意思決定」の区別、芸術活動における反射性の重要性(社会科学と共通)などが例として挙げられました。 また、純粋にArt Thinkingをベースとしたイノベーションプラットフォームと、Art Thinkingの教訓を学際的に統合した東工大のハイブリッドイノベーションの手法の違いも指摘されました。前半で議論された理論は、後半で参加者に課された実践的な演習に直接的に反映されました。特に、直感的なスケッチは、参加者がグループワークに持ち込む個々の目標や特定の専門知識を結びつけるための手段となりました。個人の興味や意図を視覚的な形で明らかにすることは、チームをグループに分け、複数のセッションを持ち越し、HIプラクティスの課題を一緒に完成させるための交渉に利用されました。学際的な対話型演習に基づき、各グループは割り当てられた幅広いテーマについて問題に取り組む「介入」を展開します。これは、製品、サービス、アート作品、または視覚的な表現という形をとることができ、デジタルまたは物理的な形で、完全に動作するモデルからより思索的で刺激的な作品まで、さまざまな形態があります。参加者は、自己検閲をすることなく、素早く多様なアイデアを生み出すことを目的に、スケッチ課題からアイデア出しの段階を開始しました。これらのアイデアは次の数回のセッションに引き継がれ、最終的な提案へとまとまっていくことになります。その結果は、最終セッションでアートとサイエンスの混合アプローチで十分に議論され、2023年4月に開催されるHIシンポジウムで一般に発表される予定です(正確な日付は未定です)。 次回のHIプログラムでは、12月13日に、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ・カレッジのデザイン理論家・哲学者であるベッティ・マレンコ博士をお招きして開催する予定です。本イベントは、東工大で直接開催され、英語で行われるインタラクティブなワークショップと同時に日本語への翻訳も行われます。 HI 2022 活動期間:2022年10月~2023年4月 プログラム内容:対面とオンラインを柔軟に取り入れたセミナー、ワークショップ、ものづくり、実験、クリエイティブコミュニティ活動など。 参加企業によるグループプロジェクトの成果を公開する最終シンポジウムは、2023 年 4 月に予定されています。 手法・昨年のプログラムなど、さらなる情報が欲しい方はこちら: https://www.tse.ens.titech.ac.jp/~deepmode/csm/blog/未来を創るhybrid-innovation/お問い合わせは事務局へ: sugimoto.a.ac[@半角に変更してください]m.titech.ac.jp あるいは tokyotechxcsm@tse.ens.titech.ac.jp 過去のセッション1、セッション2、セッション3の記事はこちらからご覧いただけます。 お問い合わせ先:tokyotechxcsm@tse.ens.titech.ac.jp The fourth session of our Hybrid Innovation programme for Japanese industry was held at Nohara Lab on 29th November 2022. HI Creative Director Dr Giorgio Salani led the session with a lecture on Art Thinking in…

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2022 未来を創る“Hybrid Innovation” セッション3

2022年11月15日、産学連携ハイブリッド・イノベーションプログラム第3回セッションを開催しました。今回は東工大特任教授であるネイサン・コーエン博士が、演習とディスカッションをリード。コーエン博士はロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校のMA Art/Scienceの元コースリーダーであり、アーティスト兼研究・教育者です。共著にThe Art of Scienceがあり、この本で、時代を超えて我々の文化を形成してきたアーティストと科学者の作品群を紹介しています。またスタッフチームとして、HIディレクターの野原佳代子教授、HIクリアイティブディレクターのジョルジョ・サラニ助教、アシスタントディレクターの鹿又亘平氏が入りました。 参加メンバーは会場に足を運んで対面参加、一方のコーエン博士は同時通訳サービスを介し、イギリスからZoomで登場しました。今回は講義はなし、実習がメイン。創造性とイノベーションをめぐる芸術的・科学的アプローチの違いと重なりを考える3つの演習を軸にセッションを行いました。まずコーエン先生から芸術と科学に対する認識を問われ、前回の科学技術最先端セッションも思い出しつつ、ポストイットを使って確認。その後、魅力的な映像が次々と紹介され、アートって?についてディスカッションが行われました。その中には、神秘的な民族アート、先史時代のものから現代の作品まで、遠い過去からコンテンポラリーまで、あまり馴染みのない作品や、コーエン先生自身によるアート作品が含まれています。 作家の意図や制作方法について質問が出され、参加者間で推測し、共有されていきました。有名な作品であっても、参加者にとっては馴染みのない技術や材料が使われていることも多く、予備知識なしでは解釈が困難なものもありました。そのアートが創られた目的とは?その社会的な役割は?などについて、さまざまな意見交換が行われました。   休憩後、参加者はグループに分かれて実践的な課題に取り組みました。1時間で、2つのテーブルの間に、竹の棒、ゴムひも、カラーリボンを使って、1.2mの橋を架ける、というもの。 橋の強度はもちろんのこと、見た目の美しさも重要視されます。どのグループも紙に書いた橋の設計図をもとにディスカッションを開始し、しだいに材料の確認とソリューションのテストへと移っていきました。竹の棒の接合方法っを含め、ひとつのプロジェクトにも選択肢とバリエーションが出現。各グループは各タスクに集中し、分担して手早く作業を進めていきます。全グループとも時間内に完了し(ギリギリ、のところもあり…)、Cohen先生と全員で評価に取り組みました。異なる重さの本などを使って構造物の強さをテストし、最後は最も優れていると思うものに投票。さらに、異なるデザインの背景となった動機についてそれぞれのグループが紹介しました。深い洞察が隠れているものもあり、簡単には説明しにくいものも。この演習とディスカッションから得られた結論は、橋の技術的特徴と美観は別々に考えられがちでも、実際には深く絡み合っており、優勝したグループの橋を見る限り強度と美観の両方が優れていると多くの人が判断したということ。これは、どういうことなのか。  最後は「アート的であるとはどういうことか」を、「科学的であること」と照らし合わせて再び振り返りました。とくに「科学は合理的である」というとき、それはどういう意味なのか。ビジネスにおける「合理化」と、それはどう違うのか。アートに見つかる合理性とは?審美の基準はどこにあるのか?…と、議論は進んでいきます。私たちは、こうしてサイエンス×アート融合の探索の道を進んでいます。 HI 2022 活動期間:2022年10月~2023年4月 プログラム内容:対面とオンラインを柔軟に取り入れたセミナー、ワークショップ、ものづくり、実験、クリエイティブコミュニティ活動など。 参加企業によるグループプロジェクトの成果を公開する最終シンポジウムは、2023 年 4 月に予定されています。 手法・昨年のプログラムなど、さらなる情報が欲しい方はこちら: https://www.tse.ens.titech.ac.jp/~deepmode/csm/blog/未来を創るhybrid-innovation/お問い合わせは事務局へ: sugimoto.a.ac[@半角に変更してください]m.titech.ac.jp あるいは tokyotechxcsm@tse.ens.titech.ac.jp 過去のセッション1、セッション2の記事はこちらからご覧いただけます。 お問い合わせ先:tokyotechxcsm@tse.ens.titech.ac.jp The third session of our Hybrid Innovation programme for Japanese industry was held at Nohara Lab on 15th November 2022. Tokyo Tech’s Visiting Professor Dr. Nathan Cohen led the activities and…

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