朝倉教授とWatkins教授による講義

2018/6/11

「今週は交通機関週間!」(Watkins教授より)ということで、今週は、交通機関とサステナビリティの繋がりについて学びました。

トップバッターとして、東工大の土木工学系の教授である朝倉先生が、ゲストスピーカーとして講義をなさってくださいました。

(朝倉研究室について:http://asakura.cv.ens.titech.ac.jp/)

テーマは、Data Oriented Approach in Traffic and Transportation Engineering(交通と交通工学におけるデータ指向アプローチ)でした。朝倉先生の講義は、交通における需要と供給についてから、人や車の動きの観測・調査、また解析・評価といった内容まで、幅が広く、興味深い内容でした。

交通機関週間の始まりとしては、素晴らしいキックオフとなったのではないかと思います。朝倉先生、ありがとうございました。


写真 朝倉先生の講義の様子

Watkins教授による講義

Watkins教授は、「スマートで持続可能な交通インフラを構築するには」というテーマで、交通の持続性、未来、また経済や社会との関連性について、講義をしてくださいました。(Watkins教授について:http://ce.gatech.edu/people/Faculty/5861/overview)


写真 Watkins教授の講義の様子

講義の中で、Watkins教授は、空間の使い方について何度か、指摘していました。例えば、同じ人数が車で移動する時と、バス、または自転車で移動する時とでは、必要となる空間に大きな差があります(写真下参照)。こうした空間の意味を考えながら、学生達は、アメリカ(アトランタ)と日本(東京)の交通機関の違い、また、サステナビリティと交通機関の繋がりについて学びました。

 

記録:庄司 (Kanaha Shoji)
2018年5月ジョージア工科大学、環境工学部を卒業。JSPSD2018を研究員として補佐。