JSPSDに参加するために来日した2名のジョージア工科大学教員および17名の学生を歓迎する会を、5月29日午後6時より、蔵前工業会館1階のロイヤルブルーホールにて開催しました。JSPSDに参加する東工大学生(9名)や関係する学生、さらには、今年3月にジョージア工科大学を訪問し、リーダーシッププログラムを受講した今年3月に修士課程を修了した卒業生数名がこの歓迎会に参加してくれました。3月にGTへ行った学生(当時)は、GTキャンパスでJSPSDに参加しているGT学生と親睦を深めていたため、今回の歓迎会はある種のReunionの機会になったようです(朱さん、参加ありがとうございました。)
歓迎会は、丸山理事・副学長により歓迎のご挨拶により始まりました。その中で、東工大とジョージア工科大学との連携が今回のJSPSDによりさらに深まることを期待しているとのお言葉があり、今回JSPSDのために来日したBrian Woodall先生とWendy Newstetter先生に対するお礼の言葉がありました。また、丸山先生ご自身が、今年3月にジョージア工科大学を訪問された際の見聞について触れつつ、今回GTより来学した17名の学生が、JSPSDをつうじて、さらには日本における滞在をつうじて、有意義な時間を過ごすことを強く願っているとのご挨拶をいただきました。
その後、水本副学長(教育運営担当)のご発声により、ソフトドリンクにより乾杯を行い(アルコールはなし!)、歓迎会は和やかに進みました。
写真1 丸山理事・副学長による歓迎
GTの教員・学生が本学の教員・学生たちと歓談する様子をみながら、今回のJSPSDが大変よい雰囲気の中、始めることができたことに感謝しつつ、私の意識はすでにどのようにこの連携プログラムを成功裏に終え、参加者一同が前向きな気持ちになって帰国してもらえるようにすべきか、考えていました。
歓迎会の途中で、本学の国際交流学生サークルであるSAGEの皆さんのよる東工大の紹介およびSAGEの活動紹介、さらには今後予定しているプログラムへの参加を呼びかける説明がありました。SAGEの皆さん、ありがとうございました。
歓迎会の後半には、ジョージア工科大学側を代表して、ブライアンウッダール先生によるご挨拶がありました。今回のJSPSDが始まるきっかけやこれまでの準備・調整を振り返りつつ、本学でこのプログラムを実施できることについて、感謝の言葉をいただくことができました。また、丸山先生、水本先生、岸本先生、佐藤先生、関口先生など、多くの方々のご支援とご理解によるこのJSPSDが始まったことについて、お礼の言葉がありました。
そのあと、今回の歓迎会の特別ゲストであるフルブライト・ジャパンプログラムの事務局長であるMr. Matthew Sussmanより、JSPSD開始に対するお祝いの言葉をいただくことができました。実は、今回のJSPSDは、2年ほど前に、ウッダール先生がフルブライト研究員として本学に滞在した際、岸本先生主催により開催された歓迎会の場で私阿部は初めてウッダール先生にお会いしました。その際、話が盛り上がったきっかけの一つは、私阿部もフルブライト奨学金により米国で学んだことにより、”フルブライトつながり”でした(まさにscholarshipを共有していたわけです)。サスマン事務局長には、今年度、GSEPの講義でもお世話になっています。大変お忙しい中、東工大にきてくださったことに深く感謝しています。そして、フルブライト奨学金の理念のように、今回のJSPSDが日米両国関係をはじめ、広く国際社会の将来を担う学生たちの相互理解や友好関係の深化に少しだけでも、貢献することを願わずには入られませんでした。
歓迎会が佳境にはいったころ、長い会議でお疲れたのところ、岸本環境・社会理工学院長と融合理工学系主任の高田先生が歓迎会に駆けつけてくださいました。JSPSDはジョージア工科大学と東工大の全学レベルの連携プログラムですが、その実施主体は融合李工学系です。この点から、高田先生より、JSPSDに対する期待についてご挨拶がありました。続いて、岸本学院長より、ジョージア工科大学の教員および学生に対する歓迎のご挨拶があり、本プログラムをつうじて、GT学生はもちろんのこと、東工大の学生も有意義な時間を過ごすことを期待している旨、お話がありました。日本を初めて訪問するGT学生も多いことを確認した後、今回のJSPSDをつうじて勉強はもちろんのこと、日本における滞在を楽しむように激励の挨拶がありました。
歓迎会には、グルーバル理工人材プログラムを担当している太田先生、融合理工学系よりクロス先生、さらには現在東工大にフルブライト研究員として滞在中のAndrew M Shedlock先生(米国チャールストン大学)も参加されました。皆様、ありがとうございました。
最後に、本歓迎会の準備のために多くの細かい調整を担当してくれた研究室秘書の坂本さんに深く感謝するとともに、会場の設営・撤収などに協力してくれた阿部研究室のメンバー一同に感謝したいと思います。
(融合理工学系 阿部)