2022年3月12日、SHIBUYA QWSにて、茶道具と「みたて」をテーマにしたイベントを開催しました。
イベントのテーマ動画を作製しましたので、ぜひご覧ください。
動画は、鹿又亘平さんにつくっていただきました。
動画が再生できない場合は、このリンクからご覧ください。
イベントでは、茶道具と「みたて」をテーマに、茶道という場における人間と物質の流動的な関係を探りました。茶道具の使い方は決まっていますが、茶人は昔から意外なモノを意外なところに使う「みたて」という手段によって、そのルールに新しい風を取り込んできました。
今回は、理工学系の学問を専攻する東京工業大学の学生と教員が、新しい茶道具を製作したり、みたてたりしました。今回の動画には、学生と教員が製作した茶道具がおさめられています。各道具の詳細は、スライドをご覧ください。
茶人の矢島愛子さんと共に、近年の「存在」に関する思想を参照しつつ、物質と人間の交流について考えるイベントとなりました。
現地とオンラインで参加してくださった方々に、深くお礼申し上げます。
動画とスライドの公開をもって、イベントのご報告とさせていただきます。