ノートン特任教授「循環社会と工学」4Q新設!

4Q 循環社会と工学 (1単位) マイケル・ノートン特任教授 (もうすぐ教務WEBシステムに上がります)

講座の背景と狙い

現在の「リニア経済」は環境から天然資源(空気、水、鉱物、木材など)を取り出し、生産プロセスで利用し、製品を作る。この製品は市場で消費者に売られ、利用されて、使用期間が 終了すると、ゴミとして捨てられる。

環境が廃棄物を吸収する力には限界があるため、リニア経済は持続可能でないことは明らかである。そこで、リニアから、資源をypり効率的に利用し環境への負荷を減らす大規模 な 循環型経済(‘Circular Economy’)への転換が求められている。

世界中の様々な国では、循環経済に関する政策が拡大している。この動きに対応するために、工学者、技術者、専門家などが検討すべきことは何だろうか?このコースでは、この傾向を推進する理由、および将来の仕事の影響について議論する。

コースの構造

授業1:イントロダクション。リニア経済の問題点―環境インパクトおよび天然資源の枯渇。成長への物理的、制度的な限界をめぐる議論。プラネタリー・バウンダリー理論;バウンダリー超過の証拠。

授業2:リニア経済の本質を理解する。リソース利用率を改善する措置. 日本の循環社会に関する政策、リサイクル組織、成果、ターゲット。循環経済の発展に関する説明

授業3:工学の役割。循環経済のためのデザイン。循環経済の条件はリソースがより長い時間で使われていて、使用済みときに、効果的にリサイクルできる。廃棄物のリサイクル方法と技術;紙、プラスチック、金属など。廃棄物のリサイクル方法と技術;紙、プラスチック、金属など循環経済に考慮する製品の事例

問い合わせ: norton norton.m.aa アット m.titech.ac.jp