本日、2018年5月28日より、第2回目のJSPSDが始まりました!2回目の実施となれば、 準備も運営もスムーズに実施できるかと思っていたのは間違いで、多くの調整に追われていますが(秘書の坂本さんの大変ありがたい奮闘なしにはプログラムが成立し得ない状況になっていますが!)、今年度はジョージア工科大学(GT)から14名の学生、東工大側から16名の学生が参加します。どのような成果が得られるか、どのような感想を聞かせてもらえるのか、楽しみにしているところです。
GT学生は、本学の海外交流学生として滞在しますので、まず午前10時30分より、留学生交流課の藤林さんから本学に関する基本的説明、キャンパスにおける施設の概要、ネットワークの利用などに関する規則に関する説明を受けました。藤林さん、ご多忙のところありがとうございました!

その後、阿部研究室の学生2名の協力により、キャンパスおよび大学周辺の見学ツアーに出かけ、そのあと昼食をとりました(山田さん、Hani、ありがとうございました)。
そして、午後1時すぎから、JSPSDの最初の講義が始まりました。プログラム初日である本日は、Prof. Brian Woodall, Prof. Adjo Amekudzi-Kennedy., Dr. Wendy Newstetterの3名が参加し、講義を担当してくれました。時差ぼけもあり、一部の学生は大変辛そうでしたが、ペアを組んで、その相手の紹介を他のメンバーに行うice-breakingの時間や、工学教育における社会との接点や倫理的側面に対する理解や配慮の重要性に関する解説、さらにはmegaregionsに関連してsustainabilityの概念の歴史的変遷などについて解説がありました。
異なる国の異なる大学の学暦を考慮して、両大学の学生にとって望ましいプログラムの日程を組むことはもともと難しかったのですが、結果的に講義日程の調整不足が生じ、特に最初の1週間においてすべての講義に参加できない東工大学生が出ていることは大変残念ですが、そうした状況を補いつつ、今年度も充実したプログラムとするための努力と工夫を惜しまず、最後まで運営していきたいと思っています。



(記録:阿部)