茶道具にあそぶ ~ 物質性と現代の「みたて」~

茶道の見立てを通して、人間と物質の流動的な関係および物質性について考察する。
学生と教員がデザイン・制作した、または見立てた茶道具によって、道具の「格」がどのように変わるのかを考える。
茶道具は用途が厳しく限定された物質であり、それ故に価値を認められている。
しかし、本来道具は用途から外れた使用をされるものであり、そこに物質の奥深さがある。見立てでは、物質が本来置かれないはずの文脈に置かれることで、その物質性を露にする。剥き出しにされた物質は、それまでなかったはずの評価基準で評価されるようになる。
人間が道具を評価する一つの基準である「格」をデザイン・見立てによって変えることを通して、物質と人間のあり方を探る。

 

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